トップ お呼ばれマナー完璧マニュアル 妊娠中に結婚式にお呼ばれしたときの注意点は?妊婦におすすめのマタニティドレスって?
妊娠中に結婚式にお呼ばれしたときの注意点は?妊婦におすすめのマタニティドレスって?
妊娠中、結婚式に招待されたらどのようなことに気を付けるべきでしょうか。 新郎新婦をお祝いしたい気持ちの反面「体調は大丈夫かな、何かあったらどうしよう」と不安に思う人も多いはず。 この記事では、妊娠中でも安心して結婚式に出席するためのポイントや、あると便利な持ち物、妊婦におすすめのお呼ばれの服装について詳しく紹介します。
1妊娠中に結婚式へ招待されたらどうする?
結婚式は新郎新婦にとって一生に一度の大切なイベント。 妊娠中に結婚式へ招待されたら、もちろん出席したいけれど「体調が気になる」「直前で体調を崩したらどうしよう」と不安に思う方も多いはず。 ここでは、出欠を判断するうえでのポイントや、欠席になってしまった場合にも新郎新婦に失礼にならない対応方法についてお伝えします。
出席を返事する前にまずは産婦人科へ相談結婚式に招待されたら、出席しても大丈夫かどうかまずは産婦人科で相談しましょう。 母体は思っている以上に負担を感じやすいので、無理は禁物! 自分の体調と赤ちゃんを最優先に考え、医師の判断に従ってください。 海外挙式や遠方での結婚式の場合は、体調が良くてもできれば出席を控えましょう。 旅先で万が一体調を崩したときや、特に飛行機を使う場合はエコノミー症候群などの恐れもあるため慎重に考える方が良いでしょう。 また、結婚式の時期が妊娠何週目にあたるのかも、大きな判断材料になります。 以下の事項を参考にしてみてください。
妊娠初期(1〜4カ月:0〜15週頃)
お腹のふくらみがほとんどなく周囲から妊娠していることが気付かれにくい時期。 身体が熱っぽく、倦怠感や悪阻(つわり)がピークを迎えるのもこの時期です。 胎盤形成が未熟で流産が起こりやすいため、この時期は特に無理をしてはいけません。 妊娠初期に起きるカラダの変化は人によって大きく異なります。 結婚式に出席するかどうかは、状況にあわせて慎重に判断しましょう。
妊娠中期(5〜7カ月:16〜27週頃)
安定期に入り、流産の心配が無くなってくる時期。 悪阻がおさまり、少しずつおなかが目立ち始めます。 妊娠期間のなかで一番動きやすい時期にあたるので、結婚式がこの時期にあたる場合出席を決めやすいと言えます。 ただし、安定期だからと言って無理は禁物。結婚式場が遠方の場合は参加を控えるのが良いでしょう。
妊娠後期(8〜10カ月:28〜39週頃)
いつ出産してもおかしくない時期。 もうマタニティーライフに慣れているとはいえ、安易に考えてはいけません。 おなかが大きくなり、体が重く感じるので、少しの移動でさえもひと苦労。 結婚式に出席するなら、会場までは送迎してもらうか、遠方なら宿泊を考えておくのが良いでしょう。
・結婚式を欠席するときの失礼にならない対応は?結婚式を欠席することになった場合、新郎新婦にはお祝いの言葉とともに、妊娠による欠席である旨を伝えましょう。 また、出席の返事をした後に体調不良などの理由で欠席する事になった場合、決まった時点ですぐに新郎新婦へ連絡を入れましょう。 結婚式の食事や引き出物は10日前くらいまでならキャンセルが可能ですが、挙式直前でのキャンセルはキャンセル料がかかるため、新郎新婦にとって大きな負担となり、バランスを見て決めた席次などにも影響してしまいます。
出席の返事をしてから欠席する事になった場合のご祝儀はどうする?
招待状の返信した日〜結婚式の2週間より前に欠席する場合は、結婚式で渡すはずだったご祝儀の半額程度をお祝いとして贈るようにしましょう。結婚式の当日〜2週間以内に欠席する場合は、結婚式で渡すはずだったご祝儀の全額を渡すのがマナーです。 お祝いを渡すタイミングは、結婚式が終わってから一週間以内程度に手渡しで渡すのが理想ですが、遠方などで直接渡すのが難しい場合は、現金書留などで送っても大丈夫です。この場合、欠席してしまったお詫びとお祝いのメッセージを添えるようにしましょう。祝電や結婚祝いなどで祝福の気持ちを伝えるのも喜ばれます。
2妊娠中に結婚式へ出席するための事前準備
結婚式に出席することが決まったら、当日に向けて準備をはじめましょう。 母体に負担をかけないためにも、一歩先読みした備えをしておきたいですよね。 ここでは、当日安心して過ごすための事前準備について紹介します。
・これで安心!当日までにやっておくこと結婚式当日までにしておくと安心できる、3つのポイントをお伝えします。
知って安心!最寄りの産婦人科を調べておく
万が一のときに備えて、式場から最寄りの産科病院を調べておきましょう。 とはいえ、結婚式は土日に開催されることが多く、地域のクリニックは診療時間外の可能性大! 総合病院の場所と電話番号を調べておくと良いでしょう。
家族も安心!式場の連絡先を伝える
式場の連絡先や住所は、必ず家族に共有しておきましょう。 また、当日のスケジュールや自宅までの所要時間も伝えておくと安心です。 もし他府県で開催される場合は無理せず宿泊したり、家族に送迎をお願いしたりするなど、母体に負担をかけないような対策を心掛けましょう。
当日安心!新郎新婦に共有必須
妊娠していることを必ず新郎新婦に伝えましょう。 共有しておくことで料理を妊婦用に変更してくれたり、座席にクッションを置いてくれたりするなど、無理なく過ごせるような工夫を施してくれます。 「まだ安定期に入っていないし、周りに知られたくない」という場合は、その旨も合わせて伝えておくと良いでしょう。 式場スタッフが、周囲に気付かれないマタニティー対応をしてくれること間違いなし!
・マタニティー持ち物リスト万が一に備えて、忘れ物があってはいけません。 必ず持参したほうがいいアイテムをチェックしておきましょう。
- 母子手帳
- タオル
- ナプキン
そのほか、体温調整のための羽織物やカイロ、気分転換のためのガムやフリスクも必要に応じて準備できると安心です。基本的なお呼ばれの持ち物については下記を参考にしてみてください。
3妊娠中に結婚式へ着ていく服装選びのポイント
妊娠中のお呼ばれの服装や、小物選びのポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。
・妊婦のお呼ばれドレスはどんなものを選ぶ?妊娠中のお呼ばれドレスは、結婚式の時期が近づいてから選ぶようにしましょう。 妊婦さんは経過とともにお腹が膨らみ、バストやヒップもサイズアップしていきます。 膨らみ方は個人差があるため、その時に合うドレスを用意するのが良いでしょう。
一貫していえることは「締め付けがなく、ゆったりしたドレス」ということ。 また、着る機会の少ないマタニティドレスはわざわざ購入するよりも、レンタルを活用するのが断然オススメです。 「マタニティー用」であれば、生地や丈感にも配慮されているので着心地もよく、安心して着られますよ。 マタニティドレスについては下記の記事も参考にしてみてください。
妊婦だっておしゃれをしたい!【月齢別】結婚式のお呼ばれにおすすめのマタニティドレス
・妊婦の靴はヒールのないものでOK結婚式といえばヒールのあるパンプスを履くのがマナーですが、妊娠中はヒールの高さがないもので大丈夫です。フラットシューズやローヒールパンプスなど安定したものを履きましょう。 長時間歩くと足がむくむ可能性があるので、サイズに余裕がある靴を準備しておくと負担なく過ごせます。 よほどの理由がない場合ストッキングは通常のマナーである肌色のストッキングを合わせましょう。
挙式はチャペルやガーデンなど室外で行われることが多いため、冷え防止の羽織ものを準備しておくと安心です。
4妊婦でもオシャレができる!おすすめマタニティードレス4選
ここからは、妊娠中にオススメのマタニティードレスを紹介します。 選び抜かれた海外ブランドのドレスはとってもオシャレ!デザイン性にも機能性にも優れた一着を選んで、結婚式を楽しく過ごしましょう。
妊娠後期でもオシャレに着こなせる!ディテールがこだわりの一着
お腹の膨らみはもちろん、妊娠の経過とともにサイズアップするヒップやバスト、腕周りなどの体形をカバーできる一着。 マタニティー用として作られているので、締め付け感がなくラクに着られます。 気になる部分は隠しつつも、レースの透け感やサテン地の軽やかさを取り入れることで、重たい印象にならないのが嬉しいポイント。 細部までこだわったオシャレ度バツグンのドレスです。
イギリスのキャサリン妃も着用!憧れドレスで気分アップ
イギリスのキャサリン妃がお召しになったことで有名な、マタニティー専門ブランドこだわりの一着。 生地にはシルクを使用しているので、とろけるような肌触りが心地よく感じられます。
また、フリルやレースでフェミニンさを演出しながらも、上品に着こなせるのがポイント。 なかなか手が出ない高級ドレスは、賢くレンタルを利用してコーディネイトしちゃいましょう!
カチッと決めたいシーンで大活躍!オールシーズン使えるハイセンスワンピース
フォーマルシーンで大活躍するのがツイードワンピース。 背面に通気性の高い生地を使用しているので、オールシーズン快適に着られます。 お腹が膨らんできた時期でも、胸下切り替えで圧迫されないのが嬉しいですよね。 好みによって、カラーを2色から選べるのもポイント。 ホテルなど格式高い場所にお呼ばれした場合でも、センスよく着こなせる一着です。
5まとめ
妊娠中に結婚式へ行くなら、事前準備をしっかり行いましょう。 式場の下調べはもちろん、当日なにかあった時のために、身近な人たちを頼れるようにしておくことも大切です。 また、長時間過ごしてもカラダがツラくならないよう、マタニティードレスの準備は必須! 特別な日を素敵なドレスで過ごすために、レンタルサイトの活用がオススメです。
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